5月は「春の暖かさ」と「初夏の気温」が交差する特別な季節です。
日中は25℃前後まで気温が上がる一方で、朝晩はひんやりと冷え込むことも多く、赤ちゃんの服装に悩むママやパパが多い時期でもあります。
この記事では、以下のポイントを詳しく解説します。
- 5月生まれの赤ちゃんに最適な服装（室内・外出）
- 気温差への正しい重ね着コーデ
- 紫外線・汗対策のポイント
- 具体的な着せ方の実例と必要なアイテム
初めての赤ちゃんでも、この記事を読めば服選びに迷うことなく、快適で安心なコーディネートができるようになります。
5月の気温・環境は“赤ちゃんにとって油断できない季節”
5月は春から初夏への移行期であり、赤ちゃんにとって特に注意が必要な季節です。以下の3つの特徴を押さえておきましょう。
1. 日中と朝晩の気温差が大きい
5月の気温は、朝晩と日中で大きく変化します。
- 朝：15℃前後
- 昼：22〜26℃
- 夜：肌寒い日も多い
この気温差が、赤ちゃんの服装選びを難しくする最大の要因です。特に新生児は体温調節が未熟なため、適切な重ね着が重要になります。
2. 紫外線量が急増する
実は5月は、年間を通じて紫外線量が非常に多い時期です。
赤ちゃんの肌は大人よりも薄く、紫外線の影響を受けやすいため、外出時のUV対策が欠かせません。
- 紫外線対策の基本：
赤ちゃん用の日焼け止めは月齢によって使用できない場合が多いため、薄手のおくるみや帽子で日よけをするのがベストです。
3. 湿度が上がり始め、汗っかきの赤ちゃんは蒸れやすい
5月は湿度が徐々に上がり始める季節でもあります。汗をかきやすい赤ちゃんには、通気性の良い素材を選ぶことが快適な環境作りの鍵となります。
- おすすめ素材：
オーガニックコットンやガーゼ素材は、汗を吸収しやすく蒸れにくいので最適です。
5月生まれの赤ちゃん｜室内での最適な服装
新生児期（0〜1ヶ月）は、基本的に室内で過ごす時間がほとんどです。5月の室内環境に合わせた服装選びのポイントを解説します。
室内の基本コーディネート
- 短肌着
- コンビ肌着
- 2WAYオール（薄手）
これらを基本に、室温や赤ちゃんの様子に応じて調整します。
室内環境のポイント
- 理想的な室温：22〜25℃
- 暑い場合：肌着＋2WAYオールのみでOK
- 寒い場合：薄手のカーディガンを1枚追加
室内では「着せすぎない」ことが重要です。赤ちゃんが汗をかいてしまうと、汗冷えの原因になるため、こまめに様子を確認しましょう。
5月の外出時｜気温差＋紫外線に対応するコーデ
新生児の外出は短時間に限られますが、退院時や健診時など、外へ出る機会は必ずあります。外出時の服装選びのポイントを見ていきましょう。
外出の基本コーディネート
- 短肌着
- コンビ肌着
- 2WAYオール
- 薄手カーディガン
- 薄手おくるみ（UV対策・風よけ）
紫外線対策
赤ちゃんの肌は非常にデリケートで、紫外線の影響を受けやすいです。
- 日焼け止めは基本NG：月齢によっては使用できないため、薄手のおくるみで日よけをするのが正解です。
- 帽子の選び方：肌に優しい柔らかい素材のものを選びましょう。
気温差対策
5月は日中と朝晩の気温差が大きいため、外出時には調整しやすい服装が必要です。
- 暑い日は：カーディガンを脱がせる
- 風が冷たい日は：おくるみで調整する
気温別の“具体的な服装早見表”
5月は気温が日によって大きく変わるため、以下の目安を参考にすると便利です。
● 20℃前後（肌寒い日）
- 短肌着
- コンビ肌着
- 2WAYオール
- 薄手カーディガン（外出時）
● 23〜25℃（春らしい日）
- 短肌着
- コンビ肌着
- 2WAYオール（薄手）
● 26℃以上（初夏の暑い日）
- メッシュ肌着
- 薄手ロンパース1枚
- 日よけのおくるみ
暑さを感じる日は「肌着＋ロンパース」の組み合わせが快適です。
5月生まれの赤ちゃんにおすすめの素材
気温も湿度も変化しやすい5月は、素材選びがとても重要です。
● オーガニックコットン
肌触りが柔らかく、汗を吸収して蒸れにくいのが特徴です。
● ガーゼ・ダブルガーゼ
通気性が良く、初夏に向けて最適な素材です。
● 薄手ニット素材（天竺・フライス）
気温が不安定な5月でも使いやすい万能素材です。
5月生まれのために揃えておくべき服リスト（必要最小限）
買いすぎを防ぎつつ、必要なだけ揃えるためのリストを紹介します。
- 短肌着：4〜5枚
- コンビ肌着：3〜5枚
- 2WAYオール（薄手）：3〜4枚
- 長袖ロンパース：1〜2枚
- 薄手カーディガン：1枚
- 薄手おくるみ：1枚
※気温が夏日に近い地域では、メッシュ肌着も追加すると安心です。
よくあるNG例と正しい対処法
❌ 厚手を着せすぎる
- NG理由：室内は暖かいため、汗冷えの原因になります。
- 正解：薄手×重ね着で調整しましょう。
❌ 外出で紫外線対策をしない
- NG理由：新生児の肌は強い光に弱いです。
- 正解：薄手のおくるみで日よけをしましょう。
❌ かわいい服を買いすぎる
- NG理由：新生児サイズは1ヶ月ほどで卒業してしまいます。
- 正解：最低限の枚数で十分です。
まとめ：5月は“薄手＋調整アイテム”で乗り切るのが正解
- 朝晩と日中の気温差が大きい
- 紫外線が急激に強くなる
- 汗対策の素材選びが重要
室内では薄手、外出時には「おくるみ＋カーディガン」で調整するのがポイントです。最低限の服で十分対応できるので、必要以上に買いすぎないようにしましょう。
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