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【パパ専用】産後の役所手続きリスト|これをやれば100点満点

2026 1/26
ブログ
2026年2月1日

この記事は、産後の大変な時期を過ごしているママだけでなく、「これからパパになる、あるいはパパになったばかりのあなた」に向けて書いています。

赤ちゃんが無事に生まれて、今、胸いっぱいの幸せな気持ちと同時に、こんなふうに少し戸惑ってはいませんか?
「おっぱいをあげることもできないし、泣いている理由もわからない。自分にできることは少ないな…」

とんでもありません。パパにしかできない、そしてパパがやるべき、家族の未来を守る超重要な「大仕事」があります。
それが、「役所や会社への各種申請手続き」です。

産後のママの身体は、交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージを負っており、「全治2ヶ月の怪我」をしている状態だとよく言われます。そんな身体で布団から起き上がり、役所の窓口に長時間並び、複雑な書類に記入するなんて、本来は絶対にしてはいけない重労働なのです。

つまり、これらの手続き関係は100%パパの担当領域。「何か手伝うことある?」と聞くのではなく、「手続きは全部俺がやるから、安心して休んでて」と、力強く宣言してください。

今日は、絶対に遅れてはいけない4つの最重要手続きと、それらを効率よく終わらせるための具体的な段取りをまとめました。これを読めば、あなたは最短ルートで家族の生活基盤を整え、ママから絶大な信頼を勝ち取るヒーローになれるはずです。

目次

絶対に遅れてはいけない「4大・必須手続き」

数ある手続きの中でも、これだけは絶対に外せない、締め切り厳守のタスクが4つあります。それぞれ提出先や必要書類が異なる場合があるので、一つずつ確実に確認していきましょう。

1. 出生届(しゅっしょうとどけ)

  • 期限: 生まれた日を含めて14日以内
  • 場所: 役所の戸籍課など(パパママの本籍地、パパママの所在地(住民票のある市区町村)、または子どもの出生地のいずれか)
  • 内容: 日本国民として、赤ちゃんを戸籍に登録するための、最初で最大の最重要手続きです。この届出が受理されて初めて、赤ちゃんは法的に社会の一員となります。用紙(A3サイズ)は通常、出産した病院で退院時にもらえます。用紙の右半分は「出生証明書」となっており、医師や助産師が記入済みです。左半分の「出生届」をパパ・ママが記入します。
  • 注意点: これを提出しないと、住民票が作れず、後述するすべての手続き(児童手当、健康保険など)に進むことができません。何よりも最優先で、期限内に必ず提出してください。

2. 児童手当の認定請求

  • 期限: 生まれた日の翌日から15日以内
  • 場所: パパの住民票がある市区町村の役所(担当課は子育て支援課など。公務員の場合は職場)
  • 内容: 中学校卒業までの子どもを養育している家庭に、国から毎月手当(月額1万円または1万5千円)を支給してもらうための申請です。
  • 注意点: **これが一番の落とし穴です。**申請が遅れると、その遅れた月分の手当は支給されません(遡っての支給は原則ありません)。例えば、1月末生まれの子の申請が2月16日以降になると、2月分の手当はもらえなくなります。出生届を出しに役所へ行ったら、必ずその場でセットで手続きを済ませましょう。「15日以内ルール」を絶対に忘れないでください。

3. 健康保険証の発行申請

  • 期限: 1ヶ月健診まで(可能な限り早く)
  • 場所: パパの勤務先(会社員・公務員の場合)または住民票のある市区町村の役所(自営業・フリーランスなどで国民健康保険の場合)
  • 内容: 赤ちゃんが医療機関にかかるための保険証を発行する手続きです。会社員パパの扶養に入れる場合は、会社の総務や人事担当部署へ連絡し、必要な手続きを確認します。
  • 注意点: 赤ちゃんは生後1ヶ月で初めての健診を受けます。この時に保険証がないと、医療費をいったん全額(10割)自費で立て替えることになります。もちろん後で返金申請はできますが、一時的な出費も手続きも面倒です。速やかに申請しましょう。

4. 乳幼児医療費助成(マル乳など)

  • 期限: 健康保険証が届いたらすぐ
  • 場所: パパの住民票がある市区町村の役所
  • 内容: 赤ちゃんが病院にかかった際の医療費の自己負担分が無料(または大幅に減額)になる「医療証」を発行してもらうための手続きです。自治体によって「マル乳」「マル子」など呼び名は様々です。
  • 注意点: この手続きには、上記3で作成した赤ちゃんの「健康保険証」のコピーが必要になります。そのため、保険証が手元に届き次第、速やかに申請する必要があります。

パパが持参すべき「七つ道具」リスト

平日の貴重な休みを取って役所へ行ったのに、「あれが足りない!」と自宅に取りに帰ったり、後日また来庁したりするのは、あまりにも非効率です。以下のセットをクリアファイルなどにまとめ、カバンに入れておけば、大抵のことは一発でクリアできます。

  1. 出生届(病院でもらう書類。自宅で記入・捺印を済ませたもの)
  2. 母子健康手帳(出生届を提出した証として「出生届出済証明」の欄にスタンプを押してもらいます。これが無いと証明がもらえません)
  3. パパとママの印鑑(届出印として。認印でOKですが、スタンプ式のシャチハタは不可です)
  4. パパ名義の銀行通帳またはキャッシュカードのコピー(児童手当の振込先口座情報として必要です)
  5. パパとママのマイナンバーカードまたは通知カード(申請書類に番号の記入を求められることがあります)
  6. パパの身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど顔写真付きのもの)
  7. 現金(数千円)(住民票の写しなどを発行する際の手数料として、念のため持っておくと安心です)

最短で終わらせるための「攻略ルート」

何度も役所や会社とやり取りをするのは大変です。多くの会社員のパパが、平日に有給を1日取得して一気に手続きを終わらせる場合の、理想的な攻略ルートをご紹介します。

ステップ1:会社へ連絡(赤ちゃんが生まれたらすぐ)

まずは自分の会社(総務・人事部)へ「子どもが生まれたので、健康保険の扶養に入れたい」と連絡します。必要な書類(健康保険被扶養者(異動)届など)を確認し、すぐに入手しましょう。赤ちゃんの名前やマイナンバーを後から記入する場合の段取りも確認しておくとスムーズです。

ステップ2:名前を決めて出生届を記入(退院後〜7日目頃)

赤ちゃんの名前が決まったら、退院後、自宅で落ち着いて出生届の左側を記入します。子どもの名前の漢字は正確に、楷書で丁寧に書きましょう。書き損じた時のために、届出人(パパ)の印鑑を欄外に押しておくと訂正印として使えます。

ステップ3:役所へGO!ワンストップで申請(出生後14日以内)

七つ道具を持って、いざパパの住民票がある市区町村の役所へ。ここで「出生届」と「児童手当の認定請求」を同時に提出します。窓口で「出生届と児童手当の手続きを一緒にしたい」と伝えれば、効率よく案内してくれるはずです。
さらに、その場で「赤ちゃんの名前が入った住民票の写し」を数枚取得しておきましょう。これは、会社の扶養手当申請や、後述の医療証申請などで使えることが多いので、持っておくと非常に便利です。

ステップ4:後日、医療証を申請してミッションコンプリート!

ステップ1で申請した赤ちゃんの健康保険証が会社から届いたら、そのコピーを持って再度役所へ行くか、または郵送で「乳幼児医療費助成」の申請をします。郵送対応している自治体も多いので、役所のウェブサイトを確認してみましょう。この医療証が届けば、必須手続きはすべて完了です。

まとめ|これは「事務作業」ではなく、パパの「愛情表現」

慣れない書類仕事や、役所の窓口での待機時間は、正直なところ面倒だと感じるかもしれません。でも、想像してみてください。パパが少し汗をかいてこれらの手続きを完遂してくれたおかげで、赤ちゃんは社会の一員として法的に認められ、病気や怪我をしても安心して医療を受けられ、国からの経済的な支援も受け取ることができるのです。

これは単なる事務作業ではありません。「家族の土台を築き、守るための、パパだからこそできる愛情表現」なのです。

その間、ママは家で24時間体制で赤ちゃんの命そのものを守っています。パパは外の世界で、社会的な側面から赤ちゃんの権利と未来を守ってあげてください。

そして、すべてのミッションを終えたら、ママにこう報告しましょう。
「手続きは全部終わらせたよ。保険証ももうすぐ届くから、安心して病院にかかれるよ」
その頼もしい一言が、産後の不安な気持ちでいっぱいのママにとって、何よりの精神安定剤となり、深い感謝と尊敬の念を抱かせるはずです。パパの素晴らしい「仕事ぶり」に、心から期待しています!


よくある質問(Q&A)

Q. 平日は仕事で役所に行けません。土日でも手続きできますか?
A. 「出生届」の提出は可能ですが、他の手続きはできない場合がほとんどです。 出生届は、多くの役所で「夜間・休日受付窓口」が設けられており、365日24時間提出できます。しかし、児童手当や医療費助成の申請は、担当課の職員がいる「平日の開庁時間のみ」という自治体が大半です。児童手当には「15日以内」という厳格な期限があるため、半日でも休暇を取るか、どうしても無理な場合は、郵送での手続きが可能か役所のウェブサイトで確認するか、電話で問い合わせてみましょう。

Q. 里帰り出産で、パパだけ自宅にいます。手続きはどこですればいいですか?
A. 児童手当や医療費助成は、パパが住んでいる(住民票がある)役所で手続きするのが基本です。 出生届は里帰り先の役所でも提出できますが、その後の手当関係は「主たる生計維持者(多くの場合はパパ)の住所地」でないと申請できません。ママが里帰り先で出生届を記入し、パパ宛に郵送するなどのやり取りに時間がかかるため、通常よりも早め早めに動き出すことを強くお勧めします。

Q. 子どもの名前がなかなか決まりません。出生届を遅らせても大丈夫ですか?
A. いいえ、14日以内に必ず提出してください。 正当な理由なく期限を過ぎてしまうと、「戸籍法」に基づき「過料(かりょう)」という罰金が科される可能性があります。どうしても名前が決まらない場合は、名前の欄を空欄のまま提出し、後日「追完届」を出すという方法もありますが、手続きが煩雑になります。名前が決まらないことも含めて、まずは期限内に役所の窓口で相談することが重要です。期限厳守を第一に考えてください。

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