小さなお子さまとのお出掛けに欠かせないのがマザーズバッグです。
出産を控えたお母さんや小さなお子さまがいるお母さんは、どんなバッグを持ってお出掛けしようか、何を持っていけばよいかわからない方も多いかと思います。
そこで今回は、マザーズバッグに入れておくべきものや事前に知っておきたいポイント、バッグ選びついて解説します。
マザーズバッグとは?
マザーズバッグとは、お子さまとお出掛けするときに必要なものを持ち歩くためのバッグのことです。
子育て中は何かと荷物が多くなるもの。お子さまの年齢によって持ち歩くべきものは変わりますが、特にお子さまが小さい時期は、様々なアイテムをバッグに入れておく必要があります。そんなたくさんの荷物をまとめて入れられるのがマザーズバッグの良さです。
マザーズバッグに求められるのは、まず十分な容量があること。着替えやおむつをはじめ、かさばる荷物もたくさんありますので、普段使いのバッグより容量が必要になります。さらに、どうしても荷物が重くなるため、バッグ自体は大きくても軽量のものが好ましいと言えるでしょう。
また、マザーズバッグは機能性も重要です。使用スタイルによりますが、リュックやトートといったバッグの形はもちろん、バッグ内の仕切りやポケットの有無、荷物の取り出しやすさなどもチェックしておきたいポイント。
マザーズバッグ専用として設計されたものを購入したり、大きめのバッグをマザーズバッグとして使用したりすることもできますが、用途や自分の好みに合わせて手作りするという手もあります。自分にぴったりなマザーズバッグがあれば、お子さまとのお出掛けもより楽しくなるはずですよ。
マザーズバッグの中身
お子さまが小さい頃は外出時の持ち物にも気を遣うものですが、具体的にマザーズバッグには何を入れるべきなのでしょうか。お子さまの月齢別に、マザーズバッグに入れておきたいものを紹介していきます。
■生後3ヶ月頃まで
・調乳セットや授乳ケープ
・おむつ・おしりふき・おむつ替えシート
・着替え
・ブランケット
・ガーゼ
・ビニール袋
・母子手帳
まず授乳・ミルク関係やおむつ、着替えなどが必需品となります。ミルク後に口の周りを拭いたり、手や肌の汗を拭いたり、何かと便利で安心して使えるガーゼも持ち歩くことをおすすめします。
また、何かあったときのために、母子手帳や保険証、お薬手帳などをまとめて入れておくとよいでしょう。汚れた服やゴミを入れるのに使うビニール袋も、マザーズバッグのなかに常備しておきたいもののひとつです。
■生後3ヶ月〜6ヶ月頃
・調乳セットや授乳ケープ
・おむつ・おしりふき・おむつ替えシート
・着替え
・ブランケット
・ガーゼ
・ビニール袋
・母子手帳
・スタイ
・離乳食セット
・飲み物(ストローマグなど)
・おやつ
・おもちゃ
3ヶ月頃までと同様の必需品のほか、離乳食を始めているなら、時間によって離乳食セットやおやつ、飲み物などが必要となります。よだれが多いとすぐに服が汚れてしまったり、服が濡れて体が冷えてしまったりすることもあるため、スタイの替えも用意しておくとよいでしょう。また、お気に入りのおもちゃなどがあると、ぐずったときにも安心です。
マザーズバッグはリュック?それともトート?
リュック型の最大の利点は両手が空くこと。お子さまとお出掛けする際は、両手が空くと何かと便利です。両肩で背負うため、疲れにくく、かつ動きやすいというのも嬉しいポイントとなります。お子さまと一緒に歩いたり、抱っこしたりというときはリュック型が便利でしょう。
また、トート型は以前から愛用者が多く、大容量で荷物が取り出しやすいのが大きなメリット。お子さまに必要なものや財布などをさっと取り出せます。中身が見やすく、ごちゃごちゃになりにくいのも、子ども連れでのお出掛けの際にはありがたいポイントではないでしょうか。
ただし、片方の肩に掛けるため、リュック型よりずり落ちやすかったり、邪魔になったりすることがあります。また、肩への負担が気になる場合も。ベビーカーを使う機会が多いなら、ベビーカーにトートをぶら下げれば荷物が取り出しやすく、負担もかからずに済むでしょう。