子供服のサイズ「80・90・100・110・120・130」は何歳向け?迷わず選ぶための目安とポイント

子供服を選ぶときに悩ましいのが「サイズ」です。特に「80」「90」「100」「110」「120」「130」などの表記が並んでいると、「これって一体、何歳くらいの子ども向け?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。実はこれらのサイズは、基本的に「身長」を基準としており、年齢はあくまで目安。この記事では、それぞれのサイズが何歳ごろの子どもに対応しているのか、また体格の個人差や季節ごとの選び方など、失敗しない子供服選びのコツについても詳しくご紹介します。
子供服のサイズ表記の基本は「身長」が基準
「80」や「100」といった子供服のサイズは、実際にはその数字に対応する「身長」を表しています。つまり、「80サイズ」はおおよそ身長80cmの子どもを基準に作られており、年齢はその子の成長によって異なってきます。したがって、同じ2歳でも大柄なお子さんは90サイズを着ることがありますし、小柄な子は80サイズがぴったりということもあります。そのため、洋服のサイズを選ぶ際には「年齢」だけではなく、「身長」や「体型」をよく観察することが大切です。
80サイズは1歳前後の赤ちゃんにおすすめ
80サイズは、身長およそ75cm〜85cmの赤ちゃん向けに作られたサイズで、対象年齢は「1歳〜1歳半」くらいが目安となります。この頃は、ハイハイからつかまり立ち、さらにはよちよち歩きが始まり、赤ちゃんの動きがどんどん活発になってくる時期です。服を選ぶときには、動きやすさと着せやすさ、そしてオムツ替えのしやすさが特に重要なポイントになります。
80サイズの洋服では、まだロンパースタイプのベビー服が主流ですが、上下が分かれた「トドラー服」も少しずつ選べるようになります。赤ちゃんは首元から足元まで一日中動き回るため、柔らかくて伸縮性のある素材、例えばコットンやスムース生地などが人気です。オムツ替えがしやすいように、股下スナップ付きのデザインを選ぶと、親御さんの負担も減ります。
また、赤ちゃんは汗っかきで体温調整がまだ未熟なため、季節に合わせた素材選びも大切です。夏場は通気性の良い薄手素材、冬場は裏起毛の暖かい生地など、着心地に配慮してあげると快適に過ごせます。
90サイズは2歳前後の動き盛りにぴったり
90サイズは、身長85cm〜95cmほどの子ども向けで、だいたい「1歳半〜2歳半」くらいの年齢が対象になります。この時期は、歩く・走る・ジャンプするなど運動能力がぐんと発達してきて、外での活動も活発になる時期です。公園遊びや保育園での生活など、日常的に服を汚すシーンが増えるため、「丈夫で洗いやすい服」が求められます。
また、オムツをしている子がまだ多いため、ウエストに余裕のあるパンツや、簡単に脱ぎ着できるトップスが便利です。ゴムウエストのボトムスや、肩にスナップがついたTシャツなど、機能性に配慮したアイテムを選ぶと着替えがスムーズになります。
さらに、2歳頃になると少しずつ自我が芽生え、自分で服を選びたがる子も増えてきます。お気に入りのキャラクターや好きな色が出てくることで、洋服選びに本人の希望を取り入れると、服を着ること自体が楽しくなることもあります。
100サイズは3〜4歳、年少さんくらいが対象
100サイズは、身長95cm〜105cmのお子さん向けで、だいたい「3歳〜4歳」頃が対象です。保育園や幼稚園の年少クラスに通う時期と重なるため、動きやすさと同時に「自分で着替えられるかどうか」も重要になってきます。
このサイズになると、日常的な着替えの機会がぐっと増え、服に対しての好みも強くなる傾向があります。着心地がよく、洗濯してもヨレにくい丈夫な素材を選ぶと、頻繁な洗濯にも耐えられます。また、遊びや運動が活発なこの年齢では、服の消耗も激しいため、予備も含めて何着か持っておくと安心です。
100サイズの子どもは、靴下や帽子などの小物にも興味を持ち始める時期です。コーディネートを楽しみながら、季節ごとの変化に合わせた着せ方を覚えていく、ファッションの入り口とも言える時期でしょう。
110サイズは5歳前後、年中〜年長のお子さんに
110サイズは、身長105cm〜115cmほどで、「4歳半〜6歳」くらいの子どもが対象になります。幼稚園・保育園の年中〜年長クラスにあたり、身体もぐんと大きくなってきて、日々の活動もますますダイナミックになっていきます。
この時期になると、行事やイベントも増えてくるため、普段着だけでなく「ちょっとよそ行き」や「フォーマル風」の洋服も必要になることがあります。発表会、運動会、お遊戯会など、TPOに合わせた服装が求められる場面が増えるので、用途に応じた複数のスタイルを持っておくと安心です。
また、自分で服を選んで着るという行動がしっかりできるようになる年齢でもあります。そのため、着替えのしやすさだけでなく、「好きな服を着る」という喜びも大切にしてあげたい時期です。特に女の子の場合、スカートやワンピースへのこだわりが出てきたり、男の子はヒーローや乗り物のモチーフに夢中になったりと、服選びが個性を表すツールになります。
120サイズは6〜7歳、小学校入学時の定番サイズ
120サイズは、身長115cm〜125cmのお子さん向けで、「6歳〜7歳」、ちょうど小学校に入学する頃の標準的なサイズです。新しい生活が始まり、制服がある学校では日常で私服を着る機会は減りますが、放課後や休日のための洋服は必要です。
この時期になると、運動量がぐっと増え、汗をかくことも多くなるため、吸湿性や速乾性に優れた素材の洋服が好まれます。また、ランドセルを背負うことを前提に、肩周りの動きやすさや、擦れに強い素材なども考慮して服を選ぶことが大切です。
子どもの「好み」がはっきりしてくるのもこの頃で、親のセンスとぶつかることもあるかもしれません。しかし、それは成長の証。子ども自身が「自分で選んだ服」を着ることで、自信や責任感にもつながります。
130サイズは7〜8歳以上、小学校中学年の入り口
130サイズは、身長125cm〜135cmの子どもに向けたサイズで、おおむね「7歳〜9歳前後」が対象となります。小学校の中学年にあたり、体型の個人差がかなり大きくなるため、試着やサイズ確認がこれまで以上に重要になります。
この時期は、運動能力が大きく伸びるタイミングでもあり、スポーツクラブに通い始める子も増えてきます。日常の動きが活発な分、服の消耗も激しくなるため、「動きやすさ」「耐久性」「速乾性」などの機能性を重視する親御さんが増えていきます。
また、130サイズ以降は「ジュニア服」として、大人に近いデザインの洋服も増えてきます。流行やファッションへの意識が高まることで、友達とのコーディネートを意識したり、SNSで見た服に憧れたりと、服選びがより感性に関わるようになります。親子で相談しながら選ぶのも、この時期ならではの楽しみ方の一つです。
成長を見越して、サイズ選びにゆとりを持とう
どのサイズを選ぶにしても、子どもは常に成長しています。今ピッタリのサイズを選ぶよりも、少し大きめを選んでおくことで、成長とともに長く使うことができる場合も多いです。ただし、あまりにも大きすぎると動きにくく、転倒などの危険もあるため、サイズの「余裕加減」はバランスが必要です。
また、季節ごとに必要なアイテムも変わります。冬場ならインナーとの重ね着を考えて大きめサイズ、夏場はぴったりフィットする薄手のものなど、季節と成長を両方意識することが理想です。
ネット通販ではサイズ表とレビューをしっかり確認
ネットで子供服を購入する機会も増えていますが、ブランドによってサイズ感が異なる場合が多くあります。特に海外ブランドは日本のサイズ感よりも大きめに作られていることが多いため、購入前にサイズ表の「実寸」を必ずチェックしましょう。レビューや購入者のコメントから得られる情報も非常に有益です。
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Yonkaは、産まれてきた赤ちゃんとママのための子供服のセレクトショップです。
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