「ベビー服って何枚必要?」「最低限ってどこまで?」
初めての出産を控えたママが最初に直面するのが、“量の正解がわからない”という悩みです。
この記事では、以下のポイントを詳しく解説します。
- 出産準備で本当に必要なベビー服の種類と最小枚数
- 季節別に揃えるべきアイテム
- 買いすぎ・不足を防ぐポイント
- 赤ちゃんが快適に過ごせる“最小セット”の組み方
これを読めば、迷いがゼロになり、効率よく準備が進められるようになります。
ベビー服は“必要最低限”のほうが失敗しない理由
赤ちゃんは驚くほど早く成長します。特に新生児サイズ(50)は、数週間しか使わないことも珍しくありません。そのため、出産準備の鉄則は以下の2点です。
- 最初は最小限セットだけ揃える
- 足りないものは出産後に買い足す
この方法が最も無駄がなく、賢い準備方法です。具体的な理由を以下で詳しく見ていきましょう。
新生児サイズの短い使用期間
新生児サイズの服は、赤ちゃんが生まれてから1ヶ月程度しか着られないことが多いです。特に体重が3,500g以上で生まれた赤ちゃんは、すぐに次のサイズ(60)に移行します。大量に揃えてしまうと、ほとんど使わずに終わる可能性が高いのです。
出産後の買い足しが賢い理由
赤ちゃんの成長スピードや体型は個人差が大きいため、実際に赤ちゃんが生まれてから必要なものを見極めるのが最も効率的です。また、季節や気温に応じて柔軟に対応できるため、無駄な買い物を防ぐことができます。
最低限そろえておきたい“基本のベビー服セット”
まずは、季節に関係なく必要な基本セットを紹介します。これさえ揃えておけば、出産直後の赤ちゃんのお世話がスムーズに進みます。
肌着(全季節共通)
肌着は赤ちゃんの肌に直接触れるため、吸湿性や通気性が良い素材を選びましょう。以下が目安の枚数です。
- 短肌着:4〜5枚
→ 短い丈でおむつ替えがしやすい。夏場はこれ1枚で過ごせることも。 - 長肌着:2〜3枚
→ 足元まで覆うデザインで、寒い季節に重宝します。 - コンビ肌着:3〜5枚
→ 足分けができるため、動きが活発になっても使いやすい。
ウェア(新生児〜3ヶ月向け)
赤ちゃんの成長に合わせて使い分けられるウェアを揃えましょう。
- 2WAYオール:3〜4枚(最重要)
→ 新生児期はドレス風に、生後1〜3ヶ月は足分けしてロンパース風に使える万能アイテム。 - ロンパース:3〜4枚
→ お腹が出ないデザインで、動きが活発になっても安心。 - カバーオール:季節に応じて2〜4枚
→ 防寒性が高く、外出時に便利。
その他の必須アイテム
- ガーゼ:10枚前後
→ 授乳時や汗拭き、お風呂上がりなど多用途に使える。 - おくるみ:1〜2枚
→ 赤ちゃんを包んで安心感を与える。外出時の防寒にも。 - 靴下:冬生まれのみ2〜3足
→ 足元の冷え対策に。
生まれる“季節別”に必要なアイテムをプラスする
季節によって赤ちゃんの服装は大きく変わります。基本セットに加えて、季節ごとのアイテムを追加しましょう。
春生まれ(3〜5月)
気温差が激しい春は、重ね着しやすい服が必須です。
- 薄手カーディガン:1〜2枚
→ 朝晩の冷え対策に。 - 長袖ロンパース:2〜3枚
→ 日中の気温に合わせて調整可能。
ポイント
朝晩は冷えるので、調整しやすい服を中心に揃えましょう。
夏生まれ(6〜8月)
汗対策が最重要です。通気性の良い素材を選びましょう。
- 半袖ロンパース:3〜4枚
→ 汗をかきやすいので、こまめに着替えが必要。 - メッシュ肌着:1〜2枚
→ 通気性抜群で快適。 - 薄手おくるみ:1枚
→ 冷房対策や外出時の日よけに。
ポイント
ガーゼやオーガニックコットンなど、肌に優しい素材が快適です。
秋生まれ(9〜11月)
朝晩の冷え対策が中心となります。
- ベスト:1〜2枚
→ 体温調節がしやすい。 - 長袖ロンパース:3〜4枚
→ 日中の気温に合わせて使える。 - 薄手ジャケット:1枚
→ 外出時に便利。
ポイント
“薄手の重ね着”が最も使える季節です。
冬生まれ(12〜2月)
防寒重視。ただし室内は暖かいので、着せすぎに注意が必要です。
- 厚手カバーオール:2〜3枚
→ 外出時の防寒に最適。 - 冬用アウター:1着
→ 外出時に必須。 - スリーパー:1〜2枚
→ 寝冷え防止に役立つ。
ポイント
室内は薄手、外出時はしっかり防寒のバランスが大事です。
初産ママがやりがちな「買いすぎ」失敗例
初めての出産準備では、つい買いすぎてしまうことがあります。以下の失敗例を参考に、無駄を防ぎましょう。
失敗①:新生児サイズ(50)を大量に買う
→ 数週間で使えなくなるため、最小限に抑えるのが賢明です。
失敗②:季節物の服を早く買いすぎる
→ 実際の気温に合わず、使わないことが多いです。
失敗③:同じ種類の服をまとめ買い
→ 成長で一気に着られなくなるため、バリエーションを持たせるのがポイントです。
失敗④:厚手を多く買いすぎる(冬生まれ)
→ 室内では暑すぎて不快になることがあります。
“無駄なく、完璧に”準備するための3つのコツ
- 最初は最低限だけ揃える
→ 実物の赤ちゃんに合わせて買い足すのがベスト。 - 2WAYオールは必ず揃える
→ 新生児期から生後3ヶ月まで長く使える万能アイテム。 - 季節アイテムは妊娠9ヶ月に買う
→ 気温に合わせて微調整できるため、無駄がありません。
まとめ:必要量の“正解”は「最小限+季節+買い足し」という3段階
出産準備のベビー服は、以下の流れが最も効率的で失敗しません。
- 必要最低限セット(15〜20枚)を揃える
- 季節別アイテムをプラスする
- 出産後に追加購入する
これで、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えられます。
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