子供服ショップを開く準備をしていると、必ず出てくるのが「最初のお客さまは、どこで見つけてもらえばいいの?」というお悩みです。商品を仕入れても、知ってもらえなければ売れません。
開業サポートのお申し込みでは、1年後の目標に「このショップの世界観が好きだから、ここで買いたいと思ってもらえるお店にしたい」「認知を高めて、海外服の魅力を一人でも多くの方に届けたい」と書かれる方がたくさんいます。その最初の入口になるのが、Instagramです。
yonkaでも、お客さまとの出会いの入口として大きいのはInstagramです。この記事では、店主として日々Instagramを使っている目線から、開業したてのショップが、最初のお客さまに出会うためのInstagramの使い方をお伝えします。フォロワー数をいきなり増やす方法ではなく、「買ってくれる人に届く」ための土台づくりのお話です。
最初に目指すのは「フォロワー数」ではなく「買ってくれる人」
開業直後は、どうしてもフォロワーの数が気になります。でも、ショップにとって大切なのは、数よりも「この店の服が気になる」と感じてくれる人に届いているかです。
- 数は少なくても、ブランドの雰囲気が好きな人が見てくれている
- 投稿を見て「サイズ感を聞きたい」とメッセージをくれる人がいる
- 保存してくれる人がいる(あとで買うために取っておく人は意外と多いものです)
こうした反応のほうが、数字だけのフォロワーよりずっと売上に近いサインです。最初は「見に来てくれた人が、迷わず買える状態」を整えることを優先しましょう。
① プロフィールで「何を売るお店か」を3秒で伝える
投稿を見て気になった人が、次に必ず見るのがプロフィールです。ここで「どんなお店か」がわからないと、離れてしまいます。次の4点を入れておきましょう。
- 何のお店か:例)海外のベビー服・子供服セレクトショップ
- どんな人向けか:例)0〜6歳のお子さまのいるご家族へ
- どこで買えるか:ネットショップや実店舗へのリンク
- お店の人柄が伝わるひとこと
リンクは、できればトップページだけでなく、見てほしいページ(新作一覧やブランドページなど)に変えられるようにしておくと、投稿の内容と合わせやすくなります。
② 投稿は「3つの柱」を決めると続けやすい
毎日何を載せるか悩むと、更新が止まりがちです。最初に投稿の柱を3つだけ決めておくと、迷いが減ります。
柱1:商品の魅力が伝わる投稿
全体の写真に加えて、素材感のわかる寄り、タグや縫製、着たときのシルエットなど。お客さまが画面越しに知りたいのは、「手に取ったらどんな感じか」です。サイズの目安や、お手入れの方法を添えると親切です。ただし、仕様や素材などの情報は、ブランドの資料で確認できる内容だけを書きましょう。
柱2:選び方・使い方の投稿
「出産祝いにはこんな選び方」「お出かけの日のコーディネート」など、買う前の不安に答える投稿です。保存されやすく、あとから見返してもらえます。
柱3:お店の裏側・店主の日常
入荷の様子、検品、ブランドを選んだ理由など。個人のショップは、「誰が選んでいるか」が安心感になります。海外ブランドの仕入れに関する工夫を、少し話すのもよいでしょう。
この3つを、たとえば「商品2:選び方1:裏側1」のようにゆるく回すだけでも、アカウントに統一感が出ます。
③ ストーリーズ・リール・ライブ、どれから始める?
機能がたくさんあって迷いますが、最初はストーリーズがおすすめです。
- ストーリーズ:短い動画や写真でOK。入荷のお知らせ、質問への回答など、気軽に続けられる
- リール:商品を動きで見せられる。広い範囲の人に見つけてもらいやすい
- ライブ:その場で質問に答えられ、商品の魅力を直接伝えられる。慣れてから挑戦で十分
yonkaでもInstagramライブを行っていますが、最初から完璧にやる必要はありません。まずはストーリーズで「見てくれる人と話す」ことに慣れるのが近道です。
④ メッセージ(DM)に答えることが、いちばんの接客
子供服は、サイズ選びの不安がつきものです。だからこそ、DMやコメントでの質問に丁寧に、早めに返すことが、そのまま接客になります。
- サイズの目安を聞かれたら、お子さまの身長・体重・普段のサイズを教えてもらい、ブランドのサイズ表をもとに答える
- わからないことは、推測で答えず、ブランドに確認してからお返事する
- よくある質問は、メモにしておいて、ストーリーズで答える
在庫や入荷の予定を聞かれることもあります。確認できていないことは、約束しないのが信頼を守るコツです。プレオーダーの場合の納期など、お客さまに伝える内容は、あらかじめ整理しておきましょう。
▶ プレオーダーって何?デポジットと残金、海外子供服の仕入れ代金の流れ
⑤ 投稿から購入までの道すじを短くする
せっかく興味を持ってもらっても、購入までの道のりが長いと離れてしまいます。次の点を見直してみましょう。
- プロフィールのリンクから、ネットショップに迷わず行けるか
- 商品ページに、サイズ表・素材・お手入れ方法がそろっているか
- 返品・交換のルールが、わかりやすい場所に書いてあるか
返品・交換のルールは、お客さまが安心して買うための大事な情報です。開店前に決めておきましょう。
▶ 子供服ネットショップの返品・交換ルールの決め方|開店前に決めておきたい4つのこと
⑥ 続けるための、小さな習慣
Instagramは、続けた人のところにお客さまが集まります。無理なく続けるために、次のような習慣を持つのがおすすめです。
- 週の初めに、その週の投稿の予定をざっくり決める
- 入荷や検品のときに、写真と動画をまとめて撮っておく
- 反応のよかった投稿(保存・メッセージが多かったもの)をメモして、次に生かす
- 11月の周年や福袋のようなお店の節目は、早めに準備して予告から始める
反応を見るときは、「いいね」の数だけでなく、保存・メッセージ・プロフィールへのアクセスに注目すると、買う気持ちに近い動きがつかめます。
ひとりで悩まず、ご相談ください
「ブランド選びはできたけれど、どう伝えればいいかわからない」「投稿の方向性を相談したい」。そんなときは、yonkaの起業・ショップ運営サポートでは、開業準備から、ブランド選定、海外メーカーとの取引、価格設定、EC・SNS運営まで、Zoomでご相談いただけます。
実際にyonkaが海外ブランドを扱い、Instagramで発信している店主の目線でお答えします。お問い合わせはこちらから、お気軽にどうぞ。
同じような不安から一歩を踏み出した方の声と、その向き合い方はこちらにまとめています。
▶ 未経験・資金や語学に不安があっても、海外子供服のお店を始めたい方へ|サポートお申し込み時の声から
まとめ
- 最初は、フォロワー数より「買ってくれる人に届く」ことを優先する
- プロフィールで、何のお店か・どこで買えるかを3秒で伝える
- 投稿の柱を3つ(商品・選び方・裏側)に決めると続けやすい
- DMへの丁寧な返信が、そのまま接客になる。確認できないことは約束しない
- 投稿から購入までの道すじを短くし、返品・交換のルールも見える場所に
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