海外の子供服を仕入れようと考えたとき、「届いた商品に傷や汚れがあったらどうしよう」「頼んだ数が足りなかったら?」という不安は、誰でも一度は感じるものです。店主として日々仕入れをしていても、輸入の仕入れで不良品や欠品がまったくゼロになることはありません。
大切なのは、起きたときにどう動くかを、注文する前に知っておくことです。この記事では、不良品・欠品が見つかったときの基本的な流れと、事前にできる備えを整理します。
不良品・欠品って、どんなものを指す?
まず言葉を整理しておきましょう。
- 不良品:縫製のほつれ、汚れ、穴、ボタンやスナップの不具合、サイズ表記の間違いなど、そのまま販売するのが難しい商品
- 欠品:注文したのに入荷しなかった商品。生産の都合などで、注文を確定したあとに用意できなくなることがあります
- 誤出荷:色やサイズが注文と違うものが届くケース
どれも「ブランドが悪い」と決めつけられるものではなく、海外の生産・出荷の流れの中で起こりうることです。慌てずに、順番に対応していきましょう。
届いたらまず、早めに検品する
荷物が届いたら、できるだけ早く検品をします。後回しにすると、ブランド側に連絡できる期間を過ぎてしまうことがあるためです。連絡できる期間の長さはブランドごとに違うので、注文前に確認しておくのが安心です。
検品のチェックポイント
- 数量:納品書(インボイス)と、実際に届いた枚数が合っているか
- 品番・色・サイズ:注文内容と一致しているか
- 状態:縫い目、汚れ、においや破れ、付属品(タグ・ボタンなど)に問題がないか
- 写真を残す:問題があれば、全体と問題の箇所を撮影しておく
写真は、ブランドに状況を伝えるときの大切な証拠になります。英語でのやり取りでも、写真があると状況が伝わりやすくなります。
見つかったらどうなる? 主な対応の4パターン
不良品や欠品が見つかったときの対応は、ブランドや状況によって変わります。yonkaの仕入れの現場で実際に使われている主な対応は、次のようなものです。
① 返金
該当する商品の代金が戻ってくるパターンです。欠品で商品そのものが用意できない場合などに選ばれます。
② 次回注文へのクレジット
返金の代わりに、次の注文で使える持ち分(クレジット)として処理されるパターンです。今後もそのブランドと取引を続けるなら、無駄なく使えます。
③ 交換
問題のない商品に取り替えてもらうパターンです。ただし、在庫やシーズンの都合で交換できない場合もあります。
④ アウトレット価格で販売する
軽微な不良で、使用に問題がないものは、アウトレット品として値下げして販売するという選択もあります。「訳あり」と正直に伝えれば、納得して買ってくださるお客様もいます。
どの対応になるかは、ブランドとの話し合いで決まります。自分でやり取りするときは、希望(返金か、クレジットか、交換か)を先に伝えておくとスムーズです。
送料・関税はどうなる?
不良品が出たときに気になるのが、送料や関税の扱いです。yonkaのサポートでは、送料・関税は商品が輸入されたあとに、実際にかかった分を別途ご案内する形をとっています。そのため、不良品や欠品があっても、輸入にかかった費用は別に発生することがあります。
返金の対象になる範囲(商品代金のみか、送料を含むか)はブランドによって違います。ここも、注文前の確認項目に入れておきましょう。
トラブルを減らす、仕入れ前の5つの備え
- 不良品・欠品時のルールを確認する:返金・クレジット・交換のどれが基本か
- 連絡できる期限を確認する:届いてから何日以内か
- 納期に余裕を持つ:入荷が遅れても、販売時期に間に合うよう調整する
- 最初から大量に仕入れない:数が少なければ、トラブルがあっても影響が小さく済みます
- やり取りの記録を残す:メールや写真は、あとで見返せるよう保存する
特に4つ目は、はじめて仕入れる方にこそ意識してほしいポイントです。最初は小さく始めて、流れを体験してから量を増やすほうが、気持ちにも資金にも余裕が生まれます。
ひとりで抱え込まなくて大丈夫
不良品や欠品が見つかったとき、英語でブランドに連絡して交渉するのは、慣れていないと負担が大きい作業です。
yonkaでは、開業準備から仕入れ、運営までを相談できる起業・ショップ運営サポート(月額10,000円)を用意しています。契約された方は、追加オプションの小ロット卸仕入れサポート(月額980円)で、発注の取りまとめ、メーカーへの発注、請求・支払いのご案内、納期の確認、輸入・配送の調整、そして欠品や不良品が出たときの対応まで、yonkaの取引網を使って進められます。
「このブランドは不良品のときどうなる?」「最初の注文で気をつけることは?」といった個別のご相談は、お問い合わせページからお気軽にどうぞ。
まとめ
- 輸入の仕入れでは、不良品・欠品がゼロにはならない。起きたときの流れを先に知っておく
- 届いたら早めに検品し、問題があれば写真を残してすぐ連絡する
- 対応は、返金・次回クレジット・交換・アウトレット販売などから、ブランドと話し合って決まる
- 注文前に、ルールと連絡期限を確認し、最初は小さく始める
トラブルへの備えがあれば、海外仕入れはぐっと現実的になります。まずは気になることを、気軽に聞いてみてください。

